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2021-02-25 (木) | 編集 |
おはようございます、まみこです。
琵琶を習いはじめて最初のうちは、Mさんって上手だなと思いました。
ただお稽古を積んでいくうちに、そうでもないと思うようになりました。
私が習い始めた頃は、宗家は既に亡くなっていたので会ったことはありません。
Mさんはほんの少しの期間らしいですが、直接宗家に習っていたことが自慢です。

私は琵琶に向いていたのか、弦も歌も覚えるのが早かったです。
ただ声がなかなかお腹から出せなくて、苦労しました。
始めは初心者向けのものから習うのですが、割合は早い段階で難しい曲も習うようになりました。

琵琶の弾法に「崩れ」というのがあって、戦などの場面でよく使われチャラチャラの派手に弾きます。
これは聞いていると難しそうですが、覚えてしまえばそうでもありません。
ただ盛り上がるので、舞台では殆ど崩れが入った曲を演奏します。

ところがMさんは、私に崩れなんかそんなに弾くなと言うのです。
「そんなに弾くことない。あたしなんか崩れはみんなはしょっちゃう」というのですが、私は始め「はしょる」というのが分からなくて短くするのかなと思っていました。
でもそうではなくて、弾かないということなんですね。
あまり何度も言うものですから、Sさんという人が「だって弾けるんでしょ?」と言うと「弾けますよ。崩れだってなんだって弾けますよ」と答えました。
Sさんが「弾けるんなら弾けばいいじゃない」と言うと「ううん、あたしはみーんなはしょっちゃう」と得意げに言いました。
私は何で弾くべきところを弾くなというのか、訳が分かりませんでした。

つづく
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