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2020-09-16 (水) | 編集 |
こんにちは、まみこです。
これは、まだ仕事をしていた時のことです。
私の仕事は、フリーランスのテキスタイルデザイナーでした。
デザインでも手間の割には値段が安いので、なり手が少なくとても忙しかったです。

取引先のK社というところに、Tさんという人がいました。
そのTさんが50代で退社をして、フリーになりました。
ただ自分では描けないので、私にお声がかかりました。
あまりよく知らない人でしたが、一応引き受けました。

仕事場は自宅の和室で、玄関を入ったすぐのところにあります。
打ち合わせは、そこですることが多かったです。
隣の部屋はダイニングキッチンかなにかで、奥さんがいつもそこにいて、行くと紅茶を持って来てくれます。
Tさんと仕事をしていくうちに、だんだん嫌になってきました。
自慢屋で教えたがりで、そのくせ仕事のできない人です。

ある日打ち合わせをしている時に、やおらカメラを構えたのです。
私の写真を撮ると言うので、撮られるの嫌いだからやめてくださいと言いました。
強く言ったので、渋々カメラはしまいました。
また別の日には、座卓を回って四つん這いでこちらににじり寄ってくるのです。
「なんですか!」と言うと「いや、ちょっとちょっと」と言いながらなおも近づこうとして、畳に置かれた紅茶のカップを倒してしまいました。
その音で奥さんが入ってきて、黙って始末をしながら嫌な顔をしていました。
それからTさん宅には、行かないことにしました。

打ち合わせは喫茶店でするようになったのですが、「2人で忘年会をしよう。温泉で1泊して」などとバカげたことを言ったりするので本当に嫌になりました。
私から見たら、全く嫌いなタイプのヒヒオヤジにすぎません。

間もなくして私は過労とストレスから大腸の内壁が剥がれて、入院しました。
母にはお見舞いは全部断ってと言っておいたのですが、なんとある日Tさんが病室に入ってきたのです。
びっくりしたし不愉快でしたので、ずっと仏頂面をしたまま「もうお昼だから帰ってください」と言って追い出しました。
母に聞いたら何度も電話をしてきて、その日はもう浅草まで来ているというので、仕方なく教えたそうです。

退院してから他の取引先とは仕事を再開しましたが、Tさんにはしばらく家で静養すると言って断りました。
それでTさんとの縁は切れました。
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